思考力

やりたい仕事をするには今の環境で120点を取ること

期待を超える

「夢があってあの仕事をしたい。」
「ドラマで見たあの俳優のようにかっこいい仕事をしたい。」
「花形のマーケティングの仕事をしたい。」

様々な夢を持って就職活動をしている人もいると思います。

仕事像の理想を持つことは大事ですが、一方で理想ばかり求めて現実とのギャップを味わって、自分にはこの仕事は向いていない。と、すぐにドロップアウトしてしまう人も残念ながらいます。

恥ずかしながら私も理想を持ちすぎてドロップアウトしてしまった一人です。

私の話は別の機会にするとして、今回は現実的な話をします。

社会人になってから友達との会話も仕事の話が多くなりました。

私の周りには新卒からずっと同じ企業で働いている人は滅多にいません。多い人は5回以上転職しています。

その中でもったいないなあ…と思う退職理由があります。

「やりたい仕事ができないから」

あなたのやりたい仕事は何ですか?と聞いてみると残念ながら大抵夢を見ています。

マーケティングの仕事をしたい。やりたい仕事しかしたくない。好きなことだけしたい。

残念ながらドラマや映画で輝いている良いシーンの見過ぎです。。。

白鳥は優雅に水面に浮かんでいるように見えますが、水面下では必死にバタバタ足を動かしているものです。

新人の仕事

「入社してすぐ企画をして新規事業を立ち上げて会社に貢献するぞ!!」と気合を入れて仕事に意気込むことは尊敬します。

しかし、ほとんどの新人は売上に関わる大事な仕事をいきなり任せられることはありません。

まずは決められた仕事をしたり先輩のアシスタント的な仕事を振られます。

決められた仕事とは、例えばテレアポやDMを発送している会社であれば封筒を作ったり中に入れる書類を作ったり梱包したりすることです。私の本業はシェアオフィスを運営しているので、利用者の郵便物が届くのでその仕分けや発送を担当してもらいます。

先輩のアシスタント的な仕事とは、例えば営業職であれば先輩の営業に同行したりすでに開拓を終えて懇意にしていただいている得意先の引継ぎを行ったり、営業資料の準備や先輩のスケジュール管理をします。私がアパレルメーカーの営業職の新人だった頃は先輩の営業に同行すること、あとは物流機能も勤務先に併設されていたので注文をいただいた荷物の梱包及び発送を行っていました。

入社してすぐ大事な仕事を任せられることはありません。なぜなら新人は会社のことをあまり理解できていない状態です。ですので売上に関わることを任せられると思いますか?

もし、任せられたとしたら困りませんか?失敗した場合責任を取れるはずがありません。

ある程度会社に馴染んで、テレアポや先輩の営業の同行等を経てようやく仕事を任せられます。

ではどうやったら仕事を任せられるようになるか?近道はこちらです。

次のステージに行くには今の環境で120点を取ること

どんな環境でもまずは120点を取りましょう。

100点は与えられた仕事をミスなくこなすこと。

例えばコンビニのレジ仕事では商品を受け取り、その代金をきちんといただき、お釣りを返す。お待たせすることなく袋に入れてお渡しする。

これが100点です。

お釣りを間違えたら99点以下になります。

120点は期待を上回ることです。

例えばお客様がまた来たいと思うように気持ちの良い挨拶をする。次にレジに入る同僚がレジを打ちやすいように整頓したり釣銭を十分にしておく等です。

まずは与えられた仕事でお客様や上司の期待を上回りましょう。そこで活躍すれば次の仕事をいただけます。

なぜなら、「その仕事で120点を取れるなら次はもう1つ上のステージの仕事を与えてみよう。」「今の仕事を続けさせるのはもったいない。」

と上司は思うものです。

次は仕事ではなく学生の皆さんに身近な部活で例えてみましょう。

例:サッカー部

部活に入部したての頃は大抵球拾いから始まります。

下級生はゴール裏に立って上級生がシュートを打ち、ゴールから外れたボールを拾い戻す。

私も中学高校とサッカー部だったので球拾いをしていました。

球拾いって退屈ですしが意味ないなあって当時の私は思っていました。

ですが、今思えば本当にそうか?と思います。

文字通り落ちている球を拾うだけでは確かに意味がないですね。

でも、球拾いにはこんなメリットもあるものです。

①球が飛んでくるまでに先輩の姿を見れる。

②球を返すときに蹴ることができる。

③ゴールキーパーの気持ちに立つことができる。これにより自分がシュートを打つ時にどこに蹴ったら取られにくいかをイメージできます。

ざっと上げただけでも3つも良いことが見つかりました。

特に②で良いキックを見せることができれば先輩から試しに蹴ってみろと言われるチャンスが巡ってくるかもしれません。

さいごに

仕事は簡単なものから振られるものです。

いきなり難しい仕事を振られることはあり得ません。

難しく重要な仕事は先輩や責任者が行うものなんです。

簡単な仕事をできないのに強度の高い仕事を任せられるわけありません。

筋トレだって同じです。

ベンチプレスを40キロも上げられないのに80キロに挑戦させるわけないですよね。

どんな環境でもまずは120点を取りましょう。

ABOUT ME
タカナベ
ある時は会社員。またある時はFラン就活生の支援を行う。 29歳の頃に出身大学でキャリアに関する授業を行い、学生の意識を変える人が必要と実感。人事業務の経験から自ら行うことを決意。 グリーンホーネットやキックアスのように表の顔と裏の顔を持つ生き方に憧れている。
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